タンペレ・ローカルニュース:クリスマスシーズンの幕開け
これから不定期に、N◯Kローカルニュース風に、タンペレのイベントや話題を紹介する、タンペレ・ローカルニュースを発信していきます。
最初のニュースは、クリスマスシーズンの幕開けを告げるイベントの話題から。
11月16日の日曜日に、"Joulunavaus (ようるん あゔぁうす)"*1というイベントが開催されました。タンペレの中心地に位置するKeskustori(けすくすとり)*2に飾られたクリスマスツリーの点灯式、そして、Joulupukki(ようるぷっき)*3に先導され、Hämeenkatuという目抜き通りを行進するクリスマスパレードがメインイベントです。
パレードがKeskustoriに到着すると、クリスマスツリーの点灯式が華やかに行われ、特設されたブースでは、Joulupukki(サンタクロース)が子供たちの願いことを熱心に聞いていました。
Keskustoriには特設ステージが設けられ、少女合唱団によるフィンランドの伝統的なクリスマスソングの合唱や、ダンスチームによるパフォーマンス、また、消防団員によるコーラスなど、様々な催し物に道行く人々もしばし足を止め、音楽やダンスを楽しんでいました。
また、イベントには、馬やポニーも繰り出し、Keskustoriには馬車やポニー車に乗った子供たちの歓声が響いていました。
なお、Keskustoriでは、12月5日から22日まで、Joulutoriというクリスマスマーケットが催されることになっており、たくさんの人出が見込まれています。
ところで、なぜ肝心のパレードの写真がないか。買い物に夢中でパレードを見逃しちゃったんですわん。様子を見てみたい方、このAamulehti新聞をご覧ください。
ちなみに、フィンランドのクリスマスデコレーション、地味です。決してアメリカのような、きらびやかな電飾を期待してはいけません。地味だけど、アメリカ色のない素朴なフィンランドのクリスマス、これはこれでフィンランドらしくてよいのです。
とはいえ、今年のツリーはちとしょぼいかなあ。枝が下を向いてて勢いがないし、尻つぼみ。やはり末広がりでないと見栄えがしませんね。。。でも、以前羽振りのいいときは、ドイツやらどこやらから延々と運んできていたというツリーも今年は地元産。市の懐具合を反映している、という声も。見かけはともあれ、背伸びをしない自然体でいいのかな。