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Lumilinna

今日も、気ままに フィンランドから

My Favourite Things: Vintage

Vintage

私、自他ともに認めるヴィンテージ好き。

バレエとともに、「intohimo」つまり、パッションを掻き立てられるもの、それがヴィンテージなのです。

そもそもの始まり。元々好みがはっきりしていて、日本の実家にあった、大正モダンの家具や、カブリオレ形の足のついた茶の間用ちゃぶ台なんかが好きだったのですが、

それを決定づけたのは、イギリス留学時、Victoria & Albert Museumに行ったときのこと。古今東西のそれはもうあらゆる種類の「もの」の展示。すべてが私の美的感覚に訴えかけてくる。当時、専攻していた西洋美術史から、装飾美術史への方向転換を決定づけた瞬間。

当然展示されているものは、「アンティーク」と呼ばれる「もの」がほとんどで、今から少なくても100年以上前に制作された芸術作品。これらは見ているだけでため息が出る程素晴らしいけれど、自分で手に入れるには敷居が高過ぎる。美術館や高級アンティークショップで眺めるだけの観賞用。

そこで「ヴィンテージ」なのであります。

ここ10年ほどで「ヴィンテージもの」の市場もだいぶ確立されてきたように思いますが、まだまだ掘り出し物がみつかります。また、将来のお宝になりそうなものも、二束三文で売られていたりします。

そして、フィンランドのヴィンテージ市場はまだまだ開発途上なのが魅力。つまりヴィンテージというより中古品、という扱い。ゆえにイギリスやフランスなどのフリーマーケットやヴィンテージショップより全体的に価格設定が低い!

あ、でもね、フィンランドのブランド、デザイナーもの、ArabiaやIittalaのガラスや陶磁器、Marimekkoなどは、すでにコレクターズマーケットが確立し、相場も確定しているので、そうそう掘り出し物は見つからないのであしからず。

ただ、ヴィンテージの衣類は、Marimekkoも含め、比較的安価で入手できます。なので、以前ご紹介したように、ついついヴィンテージの衣類を買ってしまったりするのですが。*1

フィンランドでヴィンテージものを探すには、kirpputori(フリーマーケット)やセカンドハンドショップ、リサイクルショップを巡るのが一番。アンティーク/ヴィンテージショップは状態のよいコレクターズアイテムやとても素敵なインテリアグッズなどを売っているのですが、値段もそれ相応、なのであまり食指が動きません。

5月の週末は、セカンドハンドショップのUFFや今や恒例となったタンペレのperäkonttikirppis(カーブートセール)が開催され、それなりに収穫もあったので、次回はそのレポートをしましょう。

Car boot sale

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