オーロラと皆既日食
先日3月17日は素晴らしいオーロラ日和でした。
日没後、地平線がまだうっすらとオレンジ色に染まっている頃、
「来たーっ、オーロラアラート来たーっ!!!」
たしかに、空には、オーロラらしき白く霞んだ光の筋が。
今ひとつ、光が鮮明ではなかったので、この時は諦め家の中へ。
すると、まもなく、第2弾のアラートが!
今度は光の筋がみるみる天空全域に広がり、真上から降り注ぐような光の波に。
オーロラはフィンランド語で「revontuli」といいます。日本語では「キツネの炎」という意味です。この日のオーロラは、まさしく激しく揺れ動く炎のよう!今回、revontuliという名まえがついた所以を初めて理解できました。
今まで何度かオーロラは見たことがありますが、この晩のように激しいオーロラは初めてでした。そして、この晩はいつにないスーパーストームレベルのアラートが午前1時過ぎまで続き、天空から降り注ぐオーロラ、北や西の地平線上にカーテンのようにゆらゆら揺れ動くオーロラ、刻々と姿を変えるオーロラ、様々な形のオーロラを見ることができました。
ちなみにオーロラアラートとはこのサイト。これをツイッターなどでフォローしていれば、オーロラの出そうな時間を逃さずに済みます。
ただ、オーロラを写真に収めるのは難しい。やはり携帯のカメラでは無理なようです。ですので、ここに紹介できるような自分で撮った写真はないのですが、このYLEニュースサイトには,フィンランド各地で撮影された様々な形のオーロラ写真が満載。
いや〜、本当に素晴らしいオーロラでした。
そして、子どもの頃から、いつか見てみたい、と思っていたのが、「オーロラ」「南十字星」そして「皆既日食」です。幸いオーロラは見る事ができました。南十字星は、南半球に行ったことがないので、まだ見た事はありません。そして皆既日食にまでは至らないものの、なんと、明日3月20日に、部分日食が、フィンランドで観測できるようなのです。ヘルシンキでも78%の部分日食を見ることができるんだとか。ただ、気になるのはお天気。ここしばらく晴天続きだったのが、明日に限って曇りマークが!
Let's fingers crossed!
どうか晴れますように!