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Lumilinna

今日も、気ままに フィンランドから

極寒をしのぐ最強のフィンランド流防寒対策

前回は体感気温−30℃近い中の防寒具についてちょっと述べましたが、今回はその具体例をご紹介。

 

最強のMaide in Finlandグッズのおかげで、翌日の防寒対策はバッチリ。

まあ、長時間外で活動したわけではなく、通勤時のバス停でのバス待ち、あるいは最寄りのバス停までの徒歩の時間のみの対策なので、悪しからず。

 

ここで、まず覚えておきたいのは、フィンランドの室内は冬でもとても暖かく、常時20℃ちょっとに保たれていること。

なので、防寒対策とはいえ、厚手の下着を着用してしまうと室内に入ったときに暑すぎるので、基本は室内で快適に過ごせる服装。

そして、極寒時に外に出る時は、その上に着る重ね着で対応します。

冬場は、通常室内で過ごすウエアの上にニットなどを羽織り、その上にウインタージャケットやコートを着れば、大概乗り切れるんですが、−20℃以下ともなると、もう一枚フリースなどの保温効果の高いウエアを追加し、その上に防寒バッチリの真冬用ジャケット、コートを着用するのが最強ですね。そして、靴下の上に毛糸の靴下を履き、二重手袋あるいは、裏地付き手袋で手足の先端を覆う。

 

たとえば、−25℃ぐらいの日の出で立ちは、

下着は季節を問わず同じです。ユニクロのエアリズムなどを愛用。

その上に、ユニクロのヒートテック長袖シャツ。チラ見せ可能なかわいい柄がよいですね。

その上に、タートル、またはオフタートルのチュニック。素材はコットン、化繊、ウール、混毛など、特には問いませんが、軽くて着心地のよいもの。

その上に、たっぷりサイズのニットのジャケット。

その上に、必要に応じてフリースのジャケットなどを着用してもよいのですが、この日は移動時のみの外歩きなので、フリースはなし。

 

ここで、ジャケット+フリースの代わりに、フィンランドやノルウェーなどの北欧らしい全毛厚手のニットセーターを着てもよし。伝統的なフォークロア文様など、鮮やかな色合いのものが多いので、北欧気分を味わいたい時にはオススメ。ただし、暖かいですけど、重く、かさばるのが難点。

 

ボトムスは、ユニクロのヒートテックのレギンスの上に、ユニクロの裏起毛のボトムス。すいません、先にMade in Finlandグッズなどと申しましたが、ユニクロ率高いですね。軽くて伸びがよいエアリズムやヒートテックは、同様の他商品をしのぐクオリティなのです。特に防寒対策で重ね着必須なフィンランドの冬は、軽さと着心地の良さを重視したい。

 

そして、最後に膝下丈、軽くて暖かいMarimekkoのダウンコート。

足には、Pertti Palmrothの裏起毛、スエードのロングブーツ。靴底は滑りにくいように凹凸付き。

もふもふのボア付き耳当てをして、ダウンジャケットのフードをかぶれば、帽子がなくても大丈夫。

フィンランド人はピポをいう、頭全体を覆うニット帽をよくかぶっているのですが、自分で言うのもなんですが、「私には似合わない…」ので、ピポはかぶりません。気分によっては帽子もかぶりますが、御髪が乱れるので、被らないことも多いです。

 

ブーツは本来のサイズより1サイズぐらい大きめのもの。サポートタイプのハイソックスの上に毛糸のソックスを着用すると、つま先の防寒にもなります。

フィンランドには、実にカラフルな毛糸のソックスが売ってますから、アンクル、まはたハーフブーツから出して履いたり、鮮やかな色のソックスをアクセントにしたり、と色々遊べます。毛糸のソックス、手編みでマイソックスを編むのも楽しいですね。

 

手袋は2枚重ね、あるいはフリースなどの裏地付きが必須です。

 

それから、オフィスなどで1日過ごす場合、ブーツ着用だと蒸れるしむくむし、なので、替えの靴があったほうがよいですね。

フィンランドには、替えの靴入れバッグなどが売っていて、日本の小学生御用達の上履き入れを思わせます。

ちょっとしたパーティや観劇などにも持参する人多しです。劇場のクロークなどは、大荷物を預ける人で混雑しますね。

 

あ、もう一つ、大事なことが。

ここまで気温が下がると、呼吸器系にトラブルが生じることがあります。

たしかに鼻の穴の中が凍りつく感覚や、冷たい空気を吸い込んで咳き込んだりすることがあるので、口元を覆うものがあるといいですね。基本スポーツ用ですが、目の部分だけ開いた覆面も売ってます。見るからに怪しげですけどね。私はマフラーで口を覆うようにしています。

日本だったら迷わずマスクをするとこなんですけど、フィンランドはじめ、ヨーロッパじゃ、まずマスクはしません。マスクをして外出したら、それこそ不審者扱い。…やっぱり外じゃできない。

 

最後に、この機会に冬を彩る最強のMade in Finlandブランドをご紹介。

 

Joutsen

フィンランドを代表する羽毛メーカー。羽毛布団が有名ですが、ダウンコートも人気です。極彩色からパステルまで色の種類も豊富だし、ソフトダウンから極寒用、ショートからロング、機能性重視の寸胴型からウエストをちょっと絞っておしゃれ度を強調したものまで、デザインも色々。ただし、お値段高め。羽毛布団同様、フィンランドでもかなりの高級品です。なので、着用している年齢層も高めかな。

私はフリマで格安でゲットした、メタリックブロンズのショートコートをこの冬愛用中。

 

Marimekko

言わずと知れた、フィンランドのおしゃれブランド。鮮やかな色合いと大胆な柄が特徴ですが、ウインターファッションも同様。

何シーズンか前のウインターセールで買った、真冬用ロングのダウンコートはふかふかで暖かく、お出かけ前に室内で着ると、即座に汗ばむほど。このコート、しかもリバーシブルになっていて、表はダークなグレー、裏地はライトグレーにダークグリーンの大きな水玉模様。

Marimekkoに限らずなんですが、フィンランドで見るウインタージャケット、コートは前ファスナーで顎の下までしっかり閉まるようになっているものがほとんど。やはり首全体を覆うとかなり寒さがしのげますからね。

そして、フード付きもマスト。フードは取り外しできるようになっているものも多いですね。フードがあると吹雪いたときの防風になりますし、少々の小雨でも傘なしで歩けますしね。

 

Luhta

フィンランドのLahti生まれのブランド。スポーツ&タウン用のカジュアル、スポーティかつおしゃれなデザインが多いですね。ダウンジャケットは値段も手頃なので、JoutsenやMarimekkoには手が出ないけど、おしゃれで機能的なコートが欲しい、ってときにはオススメのブランドです。

 

Torstai

スポーツ、アウトドア用ウエアのブランド。若干おしゃれ度は下がりますが、機能性抜群。年齢層もLuhtaよりは高めを想定してる感じです。ウインタースポーツ用のウエアなら各種揃っているので、一度スポーツショップで探してみるのもいいかも。

 

Karhu

これもスポーツ、アウトドア用ウエアのブランド。おしゃれより、実用性、機能性重視。本格的なスポーツウエアを探すなら、Karhuブランドに注目です。

 

Halti

このブランドも様々なスポーツウエアを展開しています。ものによっては小洒落たデザインのものもあるので、タウンウエアとしても着用できそう。

 

Pertti Palmroth

一度倒産したものの、規模を縮小して再デビューしたシューズメーカー。一風変わったデザインのシューズが多く、倒産前から何足か愛用してました。ただヨーロッパ人の足の形に合わせて、幅が狭いものが多いので、日本人の足には少々きつく感じるかもしれません。

フィンランドの冬用ブーツは裏が起毛、あるいはボア付きのものが多く、靴底も滑りにくい工夫がされてるんですが、このブランドは加えてデザインがかわいかったり、おしゃれだったりするのです。

冬のフィンランドはブーツ着用がマストなので、足元のおしゃれ?何それ?状態なんですが、ブーツにもちょっとしたおしゃれ心を取り入れているのがこのブランド。

倒産前に買った、モカ色のスエードのロングブーツにはロエベ風の型押しがしてあるのがお気に入り。裏は起毛なんですが、膝下のところが折り曲げられるようになっているので、その日のファッション次第でボア付きハーフブーツのように着用できるのが良。

 

フィンランドで売ってるブーツは、どのブランドでも防寒用に裏起毛のものが多いので、雪国以外の日本の冬には暖かすぎるかもしれませんが、それはもう色々な種類のものがあるので、見ているだけでも楽しいですよ。

普段はあまり選択肢の多くないフィンランドですが、防寒グッズに関しては豊富だ、と改めて思った次第。

 

ほんとは、写真やリンク付きで紹介したかったんですが、ここまで来てちょっと息切れ。後日追加するかもしれませんが、今回はこの辺で。

 

Kiitos! 

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