バレエ「ムーミン谷の彗星」初演、いよいよ明日にせまる!
以前の記事「ムーミン、フィンランド国立バレエ団デビュー! - Lumilinna」で書いた「ムーミン谷の彗星」初演がいよいよ明日3月6日にせまりました。
初日のチケットは早々に売り切れ。公演回数が多くないこともあってか、売り切れの日が多いようです。それだけ注目されている、ということなのでしょう。
この作品は、対象年齢4歳以上、となっているので、当然子どもの来場が多いことは予想されます。でもバレエですから、子どもも大人も楽しめるような作りになっているのでしょうね。クリスマスの定番「くるみ割り人形」は子どもも大好き、実際子どももよく観に来ていますしね。ただ、フィンランドでは、ムーミンは子どものもの、と捉える人が多いので、どの程度大人のみで観に来ているかも注目したいところ。
先日オフィシャルムーミンサイトが公開したドレスリハーサルの写真を見ると、おぉ〜スノークのお嬢さんがトウシューズを履いて踊っている!大とかげもトウシューズを履いてる!
Comet in Moominland ballet | Facebook
さらによく見ると、ムーミンとスノークのお嬢さんがペアのようなので、二人のパ・ドゥ・ドゥなんてのも期待しちゃっていいんですよね!そして、この二人、ムーミンとスノークのお嬢さんのときと(あまり使いたくない言葉ですが、いわゆるkigurumiを着ているときですね)、素顔のダンサーのときがあるのですが、これはどのような物語の設定で変わってくるんでしょうね。この辺も楽しみです。
このムーミンバレエ、日本のネット上では、賛否両論なんでしょうか?「みたくね〜」というコメントをずいぶん目にしました。ただ、先入観でものの善し悪しを決めつけてはいけませんよ。自分の目でしっかりみること、大事ですよね。
お、トレーラーもありました。
にょろにょろ〜〜〜(*^^*)
こういう全幕ものの創作バレエって、作る方も楽しいでしょうね。特にバレエの場合、せりふもなく、すべて踊りで表現する訳ですから、バレエの鉄則に則って、だれを組ませて、どこでパ・ドゥ・ドゥ入れる、とかここアダージョとか、群舞はどうする、とか。初めて観る方も、いろいろ想像が膨らみます。彗星をフェアリーのように女性ダンサーで表現するの、面白いですね。まあ、フェアリーの設定は王道ですけど。にょろにょろの群舞も観てみたい!
ということで、明日、ヘルシンキまで観に行ってきます!