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Lumilinna

今日も、気ままに フィンランドから

Kaamos(カーモス)と光療法

Finland Seasons

Kaamos(カーモス)という言葉をご存知だろうか。

英語に訳すと"polar night"、日本語では「極夜」と訳すらしい。まあ、あまり馴染みのない言葉ではあるだろう。というのも、「極夜」というのは 、太陽の沈まない「白夜」の対義語、つまり、太陽の昇らない日、のことであり、日本では起きえない現象だからである。

今日のニュースで、フィンランド最北の地、Nuorgamで、今日(11月26日)からkaamosが始まった、と伝えていた。この地で、再び太陽が地平線上に顔を出すのは、来年の1月17日、それまでの52日間は、空に太陽のない日々が続く。

冬至の頃でも、晴れていれば暖かい日差しを享受できる日本の冬からは、想像しがたい光景だろう。

参考までにニュースへのリンクを掲載しておく。

Polar night begins in Nuorgam | Yle Uutiset | yle.fi

 

ここタンペレでも、この時期は日照時間が極端に短くなるが、"kaamos"には至らない。*1

ちなみに、今日の日の出は9:00、日の入り15:23であった。

一応、太陽は顔を出すのだけれど、起床の時間はまだ真っ暗。これが結構身体に堪える。人間の身体は、光を感知して覚醒するようできているので、暗い時間に起き出すことで、体内時計が狂ってしまうらしい。この時期、体調を崩す人が多いのもそのためだ。

狂った体内時計を調整するのに効果的なのが"kirkasvalohoito"「光療法」である。朝30分ぐらい、太陽光線に近い人工的な明るい光を浴びて、身体に「朝」を感知させる。これだけのことなのだが、科学的に効果が証明されているそうだ。次の記事に詳しい。

Harmaa vuodenaika on myrkkyä mielelle – kirkasvalolamppu ja liikunta auttavat - Kaamosmasennus - Terveys - Helsingin Sanomat

 

ここに、光療法に利用される市販のブライトライトをいくつか紹介しておく。よく見かけるのは、ヨーロッパブランドのBeuerやPhilipsのもの。

Beurer kirkasvalolamppu - Prisma verkkokauppa

Philips EnergyUp HF3419/01 kirkasvalolaite - Prisma verkkokauppa

 

デザイン性重視のフィンランドブランドにはこんなものも。インテリアとして置いておくだけでもおしゃれ。

Kirkasvalolamput | Laatuvalaisin.fi

 

このような目覚ましライトも効果的だそうだ。

Sarastuslamppu sarastuslamput | vertaa hinnat | VERTAA.FI

 

最後に、光療法に加え、日々適度な運動をすること。これも重要だそうですよ。

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左は目覚ましライト、右がブライトライト。

*1:kaamosは北極圏以北、または南極圏以南の現象

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